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経営の神様と言われた松下幸之助が生前に語った言葉が毎日更新されているウェブサイトがある。パナソニックホールディングス株式会社が運営する「松下幸之助一日一話」というページ。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html
ほんの一例だが、更新例をいくつかピックアップしてみた。
自然に学ぶ
自然の営みには私心もなければ、とらわれもないと思います。言ってみれば文字通り素直に物事が運び、素直な形でいっさいが推移していると思うのです。一輪の草花にしても、私心なく自然に花を咲かせているのです。そういった花の姿をみて、もちろん何も感じない人もいるでしょう。しかし、素直な心になりたいという強い願いを持っている人の場合には、あるいはそこに何らかのヒントを見出すかもしれません。
そういうことを考えてみると、お互いが素直な心を養っていくための一つの実践として、大自然の営み、自然の姿というものにふれて、その素直さに学んでいくということも大切だと思います。
業界の信用を高める
どんな商売もそうでしょうが、自分の店が発展、繁栄していくには、そのお店の属している業界全体が常に健全で、世間の人びとから信用されていることが非常に大事だと思います。
もしそうではなく、業界の中に不健全な店が多ければ、「あの業界はだめだ、信用できない」ということになって、その業界に属する個々の店も、同じような評価を世間から受け、商売は成り立っていきにくくなるでしょう。
ですから、お互い商売を進めていく上で、自分の店の繁栄をはかることはもとより大事ですが、それと同時に、他の店ともうまく協調して、業界全体の共通の信用を高めることを配慮することが、きわめて大事だと思うのです。
世間に聞く
誰しも日々の仕事の中、生きていく中で迷いは生じるもの。いくら仕事に生きがいを感じていても、それを進めていくにつれて迷いが生じます。では、その迷いをどう解決するか。
私は広く衆知を集めればいいと思います。広く世間にそれを求めればいい。世間は道場、人間錬成の道場です。大きくは社会に、小さくは同僚、友だちに尋ねればいい。そうしていくことによって、そこに自分の具体的な活動の形が求められてくる。尋ねて答えが返ってくる場合もあるでしょうし、返ってこない場合もあるでしょう。しかし、ある程度は返ってくる。不十分ながらも返ってくる。素直な心で求めることだと思います。
ほんの一例だけど毎日松下幸之助が語りかけてくれている気がする。ぼくはChrome起動時のタブに設定している。
松下幸之助の言葉は今の時代には合わないこという人もいる。でも、松下幸之助は、一代で世界的企業へと成長させた人であることは間違いない。その言葉のをどう捉えるかは自分次第。
http://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html